会社概要

樹脂射出成形におけるサステナビリティ

材料重量の削減、エネルギー使用量の削減、検証済みの再生材含有

当社のサステナビリティ活動は、台湾とタイで手がけるすべての案件において、樹脂重量、設備の消費エネルギー、カーボンフットプリントを測定可能な形で削減することに重点を置いています。

環境負荷の低減

樹脂部品の軽量化と
省エネルギー

超臨界発泡成形では、溶融樹脂に不活性ガスを注入して部品の肉厚内部に微細なセル構造を形成し、材料重量を削減します。最近の16オンスカップの案件では、発泡により部品重量を49.15gから25.55gへ、1個あたり48%削減しました。

これを1,800万個のカップの生産に適用した場合、ソリッド成形のバージンPPと比較して、約972トンの内包CO2を削減したことになります。

当社は両工場において、サーボ油圧式成形機を全電動射出成形機へ順次置き換えています。同等の稼働条件では、全電動機の消費電力は1時間あたり24.3kWhで、油圧式の63.1kWhに対し電力を61%削減し、設備稼働1時間あたりのCO2排出量を50.4%削減します。二層断熱構造の樹脂乾燥機は、乾燥に要するエネルギーを約40%削減します。

AMPで材料重量を削減して生産された、ピンク・グリーン・ホワイトの射出成形樹脂部品の積み重ね

ISO 14001

環境マネジメント

ISCC PLUS

持続可能な材料

サステナビリティへの取り組み

全拠点におけるサステナビリティの取り組み

当社の環境活動は、プロセス技術、設備更新、認証取得済みの材料調達を、一つのマネジメントシステムのもとで組み合わせています。

  • 超臨界発泡成形

    適した形状であれば部品重量を最大48%削減し、樹脂使用量、輸送重量、1個あたりの内包炭素を低減します

  • 全電動射出成形機

    設備の順次更新により、サーボ油圧式と比較して電力使用量を61%、設備稼働1時間あたりのCO2排出量を50.4%削減します

  • 断熱型樹脂乾燥機

    供給システムを一体化した二層断熱構造の乾燥機により、乾燥時の消費エネルギーを約40%削減します

  • ISCC PLUS認証の再生樹脂

    再生原料・バイオベース原料をマスバランス認証のもとで調達し、完成部品までの管理連鎖を記録します

  • 製品カーボンフットプリントの測定

    2017年に認証を取得したEco Elephant樹脂製消火器をはじめ、特定製品でカーボンフットプリントの検証を実施しています

  • ISO 14001 環境マネジメント

    2016年に認証を取得。生産全体における環境パフォーマンスの監視、管理、継続的改善を定めています

専門スタッフがお答えします

サステナビリティ よくあるご質問

こちらに掲載されていないご質問は、お問い合わせください。担当チームが喜んで対応いたします。

発泡成形は、安定したセル構造を形成できる肉厚があるPP、PE、PSおよび一部のエンジニアリング樹脂に適しています。容器、構造部品、肉厚部品に向いています。極端に薄肉の部品や高精度な外観面にはあまり適していません。お見積りの段階で3Dデータをもとに適用可能性を評価します。

はい。当社のISCC PLUSマスバランス認証のもとで対応可能です。再生原料をどの程度使用できるかは、樹脂グレードと対象となる規制市場によって異なります。食品接触用途や医療用途では、FDA 21 CFR Part 177やEU 10/2011に基づく追加の制約があり、再生原料の使用が制限される場合があります。

サーボ油圧式の成形機は、耐用年数を迎えた時点、または新たに設備を増強する時点で全電動機へ置き換えています。工場ごとの現在の構成比は、案件が確定したお客様にはご請求に応じてお知らせします。

一部の製品については実施しています。Eco Elephant樹脂製消火器は、2017年に発行されたカーボンフットプリントの検証認証を取得しています。その他の案件についても、ご要望に応じて製品単位のカーボン算定を手配でき、認証を取得した樹脂サプライヤーからの上流の材料データがその裏付けとなります。

両工場ともISO 14001の環境マネジメントの考え方に沿って運営しており、電動成形機や断熱型乾燥機への設備更新も同じ方針で進めています。ただし、現地の環境許認可や報告要件は国・地域によって異なります。