バリ

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バリの定義

バリとは、キャビティ内の圧力が型締力や合わせ面で抑えられる範囲を超えたときに、金型の合わせ面、入れ子、シャットオフ面の間から押し出される薄いひれ状・膜状の樹脂のことです。パーティングラインに沿って現れることが多いものの、突き出しピンの周囲や摩耗したシャットオフ部にも生じます。

わずかなバリは二次加工で除去できますが、大きなバリや繰り返し発生するバリは、型締力の不足、合わせ面の摩耗、ガス抜きのバランス不良、射出圧力の過大といった工程または金型の問題を示しています。

樹脂射出成形における重要性

コストと手直し

バリはバリ取りの手間、廃棄のリスク、検査時間を増やします。自動車や医療の案件では、わずかなバリでも組み付け、シール性、お客様の印象に影響しかねないため、AMPでは繰り返し発生するバリを優先的に原因究明すべき項目として扱います。

工程と金型からのサイン

バリは多くの場合、型締力、パーティングラインの状態、保圧に起因します。生産現場で1個ずつバリを取るよりも、根本原因を是正するほうが確実です。

圧力を下げれば一時的にバリは減るかもしれませんが、ショートショットやウェルドラインの強度低下を招くおそれがあります。根本的な解決策は通常、パーティングラインの状態を確認したうえで、型締力、ガス抜き、ゲートサイズ、保圧のバランスを取ることです。