ガス抜き

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ガス抜きの定義

ガス抜きは、進む溶融樹脂の前方に閉じ込められた空気の逃げ道をつくります。十分なガス抜きがないと、圧縮された空気によって焼け(ディーゼル効果)、充填不足、流動先端での材料劣化が起こることがあります。

ガス抜きは通常、パーティングラインや突き出しピン部に設ける浅い隙間で、ガスは逃がせるが樹脂のバリはほとんど生じない深さにします。深さと位置は、材料の粘度と充填速度によって決まります。

樹脂射出成形における重要性

表面品質と充填品質

ガス抜きが不十分だと、光沢のむら、焼けによる筋、最後に充填される部分での充填不足として現れます。AMPでは金型トライの際にガス抜きを検証し、メンテナンス時に詰まったガス抜きを清掃します。

バリ管理とのバランス

ガス抜きは、バリの逃げ道にならずにガスだけを逃がす必要があります。数千ショットにわたって安定した生産を続けられるよう、工程条件と型締めの設定をガス抜きの深さと合わせて調整します。

ガス抜きは一般に、パーティングライン上の最後に充填される部分、シャットオフ面沿い、空気だまりができやすい突き出しピン付近に設けます。