キャビティ

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キャビティの定義

キャビティとは、成形品の外形を決める射出金型内のくぼみのことです。多くの量産金型は1つ以上のキャビティを備えており、1ショットで同一の部品を複数個生産できます。

キャビティの設計では、樹脂が均一に充填され、型開き時にきれいに離型するよう、抜き勾配、肉厚、リブ、ボス、ゲート位置を考慮します。コアとキャビティは対になって働き、キャビティが外面を、コアが内部形状を形成します。

樹脂射出成形における重要性

部品品質と安定性

すべての取り数でキャビティ形状が均一であることは、多数個取り金型で寸法公差を保つうえで役立ちます。充填と冷却のバランスが取れていれば、生産数量の多い案件でもショートショット、ヒケ、キャビティ間のばらつきを抑えられます。

金型費と生産性

キャビティ数を増やすと1サイクルあたりの生産数は増えますが、金型の複雑さとメンテナンスの手間も増します。金型設計者は、単価を最適化するために、想定生産数量、成形機のトン数、ランナーのレイアウトとキャビティ数を比較検討します。

キャビティは部品の外面を形成し、コアは内部形状や中空部の内側を形成します。両者が組み合わさることで、溶融樹脂が充填される閉じた空間ができます。